昨日の記事でも書いた通り、チケットも当選したので名古屋駅のピカデリーに劇場版CLANNADを観にいきました。AIRで学習したので、正直言ってあまり期待してなかったんだけど私の感想は「想像以上に良かった」
以下はネタバレを含みます。
ストーリーはこちらを参照してください
クラナド(CLANNAD)劇場版 箇条書きストーリー - リスペクト麻枝准
そのストーリーに対する意見など
CLANNAD劇場版 (WebLab.ota)
他、参考サイト:
劇場版CLANNAD~家に着いて振り返って(Old Dancer's BLOG)
劇場版『CLANNAD -クラナド-』 試写会感想!( ぎりぎりインサイダ~♪な日常)
「劇場版CLANNAD」を見た その4(丈・獅子丸の咆哮 (新館))
全体的には「劇場版CLANNADは、ゲーム原作のCLANNADを綺麗に一本の映画にまとめている」というのが結論になるだろうと思います。
以下は私の意見・感想です。
実は「麻枝准さん(Key)のゲームには父親が登場しない」という事がCLANNAD発売以前は言われてまして、(CLANNADのテーマが家族だったというのが大きいと思いますが)CLANNADでやっと父親が登場します。しかし、父親は登場しますが、父性や父親である必然性などが描けてたかというとかなり怪しいのではないか。というのが一般的な意見かと思います。
そこで今回の劇場版ですが、短い時間の中で父親との確執を回収してます。これだけでも劇場版を見る価値はあるのですが、今回はかなり原作に忠実に作ってありました。
AIRの時のような謎の鬼や、謎の設定等等は一切ありません。完璧に原作に沿っています。
(一部、尺の関係上変化している箇所、省略されている箇所はありますが、問題無い範囲です)
ただし、「出崎監督」という特性は、演出などでかなり出てきます。
具体的には『ハーモニー、画面分割、三回バン、光の扱い』などで、はっきり言ってしまえばかなり古臭い演出です。
しかしこれらを許容できるのであれば、劇場版CLANNADはかなりお勧めの作品です。
一緒に行った人の中には「1人で観に来てたら確実に泣いてた」という人も。
劇場では若干ではありますが、最後の方ではすすり泣く声も聞こえました。
ちょっと気になった事
私はriyaさんは大好きですし、eufoniusの好きです。マルメロも好きです。
ですが、劇中で何度も流しすぎじゃありませんか?eufoniusを良く知ってるので、マルメロが流れる度にeufoniusがチラついてしまいました。ただ、かなりマイナーな曲なのでほとんどの人には問題無かったかもしれません。
一つ文句を言うとすれば
エンディングで「小さなてのひら」をサビまで流さないのは正直言って激萎えです。
もう意味がわかりません。劇場で観た人はみんなそう思ったんじゃないでしょうか?
マルメロなんて劇中で何度も流したのだし、小さなてのひらを省略してまで流す必要は無いと思うのですが。
最後に
劇場版AIRはかなり色々言われましたが、劇場版CLANNADは非常に良い出来だと言えると思います。
汐ENDを選んだのも素晴らしいです。演出の古臭さはありますが、絵も良かったと思います。
エンディングの小さなてのひらを省略した事をのぞけば、文句を付ける箇所はありません。
ツイート
このカテゴリの最新記事