この文章は大分古い文章です。
「リトルバスターズ!はKey2.0の処女作だ」(全面書き直し版)
http://www.i-love-key.net/archives/2007/07/key20_1.html
こちらを読んでください。
Keyの意欲作、リトルバスターズが3月29日に予約開始された(アキバBlog)。
リトバスはこれまでのKeyの作品と大きく異なるので、ファンの間では物議を醸している。
しかし私はこの相違点をプラスと捉え、更にKeyがここ最近見せる積極的な販促(リトルバスターズ!原画展 せなか:オタロードBlog)を見て、これをKey2.0と呼ぶことにした。
リトルバスターズはKeyにとってどれほど革新的な作品なのか。
忘れもしない、あれは2006年2月
Keyは公式ページ上で、リトルバスターズを発表した。
その時の画像がこちら。
ヒロインがパンチラしてるし、眼鏡っ子もいる…。
っていうかそもそも何この萌え系パッケージは??
これはKey始まったな。とかなんとか悠長な感想が漏れる訳もなく。
CLANNADで出し切ったのは分かったけど、でもこれは……。
キャラクター紹介ではやたらテンション高いし、スカート短すぎだし、ツンデレいるし、絶対領域だし。
と戸惑いながらもプロローグを読むと、なるほど、確かにKeyの匂いは残ってるけど……
ともかくあの日は、古くからのKeyファンの間に動揺が走った日だった。
それから、Keyはリトバスに若干の修正を加える。
そして今、公式ページの画像は当時と変わった。
パンチラは無くなり、眼鏡っ子もいなくなった。(西園美魚が眼鏡を持ってるCGは確認したので、何かあるかもしれない)
作品が持つイメージは少し、昔のKeyに戻ったが、
つーかそもそも萌え系じゃねえか
という疑念はつきまとう。
こんな事、CLANNADまでKeyの流れなら考えられなかった。
Keyの進化とは
今まで、Keyに対して絵柄的な萌えやエロを求める人はそう多くはなかった。
もちろん、「観鈴ちん萌え」「名雪萌え」的な要素はあるが、それはストーリーありきであって、絵柄がいたる絵である必然性はなかった。
それが今回は、全面に絵をプッシュして、「さあクドリャフカで萌えろ。さあさあ!」と、萌えを押して来ている。
この萌えを理解してもらえる人は少ないかもしれないが、観鈴はストーリーだけど、リトバスはキャラクターの表層部分+ストーリーだと。
表層ってのは平たく言ってしまえばCGなんだけど、ここを説明するのは無理(私も漠然とした考えしか無い)なので、割愛する。
すっごい分かりにくいでしょうけど、とにかく私はKeyからそういう意思を感じる。
この、萌えプッシュはCDのジャケットにも現れていて、OTSU以前のKey Sounds Labelのジャケットは、萌え的なパッケージは、わずかに2つ(KanonOST, memento)しかない。
Key Sounds Labelでディスコグラフィをチェックしていただきたい。
OTSU以降、明らかにタッチ(絵柄)が変わったのがわかると思う。
しかし、この萌えプッシュを否定してる訳では無い。
単にKeyがKey2.0へと進化する為の必然だったのだから。
つづくっぽい?
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